為替ドル円と日経平均:2024年12月25日までのチャートと相関係数


スプレッド取引は両者の取引価格の差に注目した取引であるが、この価格差は、ドル建てにおいて、原資産である日経平均株価を表す通貨(円)と支払い通貨(ドル)が異なることに因る。例えば、日経平均株価とドル円レート(1ドル当たりの円)が同方向(「株高・ドル高」、「株安・ドル安」)に動くと見込まれる場合、ドル建てが円建てよりも高く取引される(逆方向の場合は逆)。


円建ての取引高は、2004年の取引開始から順調に増えている。一方、先に取引が開始されたドル建ては、2009年あたりから主役を円建てに奪われ、以降2012年末にかけて取引が低迷した。しかし、2013年に入ったあたりから、取引が盛り返している(図表1)。CMEによれば、両者間でのスプレッド取引の機会が拡大したことが、この背景にある。

ところで、CMEでは「円建て」と「ドル建て」の二つの日経平均先物が取引されている。日経平均先物は「満期での日経平均株価をあらかじめ決めた価格(取引価格)で取引する契約」であり、1単位当たり、円建てはその取引価格の500円倍、ドル建ては5ドル倍の金額をやり取りする。つまり、先物を1単位買って満期まで保有した場合、満期において、円建ては日経平均株価と取引価格の差(日経平均株価-取引価格)に500円、ドル建ては5ドルをかけた額が得られることになる(マイナスの場合は支払い)。

為替ドル円と日経平均の複合チャートで相関関係を検証。2024年12月25日までの90日間の相関係数は0.61002.

日本株式市場の寄付きでの日経平均株価の水準を考える際に、Chicago Mercantile Exchange(CME)で取引される日経平均先物の清算値が参考にされることが多い。これは、日本時間の早朝にCMEの取引が終了する関係から、日本の夜間でのニュースがこの清算値に織り込まれると考えられているためである。

株価と為替について、10年スパンのグラフで見ると基本的に同じような動きをしていることを実感できます。

この直感的な解釈としては、次のようなものが考えられるだろう。先物を買った場合、「株高・ドル高」になれば、株高によって利益が発生し、さらにドル高によってドルの円に対する価値が大きくなる。このため、ドル建ての方が大きな利益を得られると見込まれる。一方、「株安・ドル安」になれば、株安によって損失が発生し、さらにドル安によって円のドルに対する価値が大きくなるため、円建ての方が大きな損失を受けると見込まれる。よって、これらの場合には、ドル建ては円建てよりも有利と考えられ、高く取引される。

2005年4月から2015年5月までの日経平均株価と、ドルの月中平均の為替レートとの関係を表したグラフを見てみましょう。左軸が株価、右軸がドルの為替レートを示しています。


1000円以上下落して一時3万8000円を割り込んだ。前日の米ハイテク株安が波及、外国為替市場でドル/円 ..

30日間(2024/11/15->12/27)の相関係数0.14867
この期間の為替ドル円と日経平均との関係は、相関関係は全く見られません。

平均線、平滑移動平均線、一目均衡表、ボリンジャーバンド、移動平均カイリ率、MACD、ストキャスティクスに対応。また、日経平均 ..

90日間(2024/8/26->12/27)の相関係数0.63298
この時期の為替ドル円と日経平均との関係は、正の相関関係がやや強いと言えます。

日経平均、一時1300円超下落 対ドル円相場は148円台つける

12月27日 為替ドル円:157.86
高値:158.02円(12/26)安値:140.58円(9/16)
変動幅:17.44円 変動率:11.0%
12月27日 日経平均:40,281.16
高値:40,281.16円(12/27)安値:35,619.77円(9/11)
変動幅:4,661.39円 変動率:11.6%

日経平均、一時1300円超下落 対ドル円相場は148円台つける ..

日本が輸出大国というイメージも見直しを迫られそうだ。主要国の中で過去10年間に輸出が減少した国は日本のみであり、日本企業による海外への生産シフトと国際競争力の低下が一因として挙げられる。円安に振れたからといって投資家が日本株を買わないのも無理はない。

ドル・円は小じっかり、日本株高で円売り・値上がり寄与トップはトヨタ自<7203>、同2位はソフトバンクG<9984>□日経平均 ..

2015年6月5日、東京外国為替市場の円相場は、一時1ドル=125円台後半をつけ、約13年半ぶりの円安となりました。2012年は1ドルが70円台にまで低迷していましたが、わずか3年で1ドルが50円近くも上昇したのです。それに比例するかのように、3年前は8000円台まで落ち込んでいた日経平均株価が、2015年4月下旬からは約15年ぶりとなる2万円台まで回復しました。

相関9割!日経平均とダウ×ドル/円。年末高と積立投資の本質を考える

海外売上高に為替差益をもたらす点で日本企業にとって円安メリットがないわけではない。中でも、日本からの輸出の売り上げがなお大きい自動車株に関しては円相場との強い相関関係が続いている。ただし、電機指数のTOPIXに占めるウエートが33業種で最大となる17%を上回っているのに対し、自動車を含む輸送用機器指数は9%に過ぎない。

ドル円と様々な指数、為替、個別株との相関を算出しています。日経平均が上昇したときに一緒に上昇している個別株がなにかわかります。

また、半導体関連企業では為替レートよりも世界経済の見通しの方がはるかに大きな影響を及ぼす現状で、こうした実情を映し、ドル・円と東証33業種の電気機器指数の相関は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降、低下している。

日経平均 プロの予想「小動き。」チャート分析 2024/12/26

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日経平均、NYダウ、NASDAQ,ドル円の関係は?(2024-08-07)

日本の輸出企業の変化を考慮すれば、円と株価の相関性が失われたことは決して驚くことではない。やのような勝ち組とされる企業は、日本で生産した商品を輸出するかつてのスタイルを捨て、より国際的で多角的なビジネスを展開してきた。福井県立大学の中島精也客員教授は、円安は輸出企業に恩恵をもたらすと言う人もいるが、国内製造業の空洞化の後ではその影響は非常に限定的だと語る。

日経平均株価とドル円の相関関係 | XMトレーディング ™攻略

一見、円相場とTOPIXが関係しているように映る唯一の期間は橙色の点が示す昨年前半だ。ただ、この時期の日本株には、著名投資家のウォーレン・バフェット氏による日本の商社株への投資や国内企業のコーポレートガバナンス(企業統治)改善に対する期待など独自の押し上げ要因があったことを踏まえると、いわゆる見せかけの相関で、円安の影響は副次的なものであった可能性が高い。

日経平均 15:30 米ドル円 04:08 38,701.90 -111.68 156.07 -0.29%

ただ、SMBC日興証券の野地慎チーフ為替・外債ストラテジストは、通貨安が進む現状を問題視しており、ここから先の円安がデフレ脱却の好循環の芽を摘むことには留意が必要と27日のリポートで指摘。「輸入インフレに伴い生活コストが日々上昇している点に鑑みれば、そろそろ円安を看過できなくなる」との認識を示している。

「円高イコール株安」なのか 本当にヤバいのは円高とは真逆のアレ

今後、日経平均株価とドル円相場が高い相関を維持しつつ、IMM先物ポジション(非商業)のドルロングポジションが増加し、日本株式の外国人投資家の買越し額が増加した場合には、一段のドル高、株高の可能性もあると思われます。