円安急進の可能性も ドル円に節目か 日米金融政策の見通しは?


今後の政策金利がどう動くのかを予測するにあたっては、指標ではありませんが、FOMCメンバーの声明もとても重要です。メンバーはFOMCにおける投票権を持っているため、議長以外のメンバーの発言も注目されます。
FOMCの構成メンバーは12名で、うち7名が理事(議長を含む)、残りの5名はアメリカに12地区ある連邦銀行の総裁です(NY連銀総裁は常任で、残り4名は持ち回り)。FOMCのメンバーがどのような発言をするかによって、「そろそろ金利が動くのではないか」と推測されることがあります。
これは、FOMCでいきなり利上げ・利下げを発表すると市場が混乱するため、その準備段階として、少しずつそのスタンスを市場に知らしめる目的もあります。これは市場との対話を大切にするFOMCの考えでもあり、私たちはメンバーの発言を通してFOMCからのメッセージを読み取ることも政策金利を予測する上で大切です。


2つ目の指標は、雇用統計です。雇用統計の中でも特に注目される指標が「失業率」です。失業率が上昇するということは景気後退が懸念されるということになり、金利を下げることによって経済活動の活発化を促します。失業率が低水準で推移していれば、雇用の安定が保たれているとみなされ、基本的には金利は据え置きとなります。
市場では、政策金利が発表される前からこのような指標を確認し、今後金利が上がるのか下がるのかを予測しています。

FOMCが金融政策の方針を決める際に重視している指標があります。
その1つがCPI(消費者物価指数)です。金融政策を行う目的の1つに「物価の安定」がありますが、物価が安定しているかどうかを知る代表的な指標がこのです。CPIが前年比で高い状態がずっと続くと過度な物価上昇(インフレ)を招き、消費者の購買意欲が低下し、企業の売上が減少するといった経済にとってよくない状態に陥るため、政策金利を上げてそれを阻止する動きが強まります。
逆にCPIが前月比でマイナスになり、インフレが抑制されているとみなされると、市場では利下げ期待が高まります。

結果、円よりも米ドルの需要が高まるため、円の価値が下がり米ドルの価値が上がる、円安ドル高になります。 金融政策発表時は為替変動に注意

下図はここ10年の米国の政策金利の推移です。
金融危機(リーマンショック)の後、景気後退に対応するためゼロ近くまで引き下げられていた短期FFレートですが、2018年には経済が回復し、今度はインフレ懸念のため、金利が段階的に引き上げられました。しかし、その後コロナが蔓延、パンデミックの影響で経済が停滞したことにより、再びゼロ金利政策が導入され、さまざまな景気対策も打たれました。その後、景気が回復し、インフレ懸念が再燃したため、金利が引き上げられたという流れです。
このように、金利は景気と密接に関わり、「金利低下」→「景気回復」→「金利上昇」→「景気後退」→「金利低下」…を繰り返しています。

MASは一般的に4月と10月のそれぞれ半ば頃に政策決定を発表するが、15年1月にはこうした慣例を破って金融政策を発表し市場を驚かせた。直近の政策変更は16年4月のスロープを「ゼロ」とした決定。それ以後、金融政策は据え置いている。ただインフレが徐々に加速していることから、MASは今年引き締めに動くとみるアナリストが増えている。シャンムガラトナム副首相が政策決定会合を率いている。

MASは経済活動に影響を及ぼすという点で、為替相場と比べ金利の効果は小さいとしているものの、輸入インフレを対象としている金融政策は内需主導要因への対応で効果が低下し得る。こうした問題に対処するため、不動産市場を落ち着かせるための住宅ローン要件引き締めや不動産取引への課税強化を含む、いわゆる「マクロプルーデンス」措置に目が向けられている。

シンガポールの金利は米国の金利に事実上追随しており、金利のコントロールは難しい。MASがインフレを刺激するため通貨政策を緩和する場合、15年に起きたように金利が大きく上昇し、消費者支出を冷え込ませるリスクとなる恐れがある。


【詳細】米FRB 政策金利据え置き “9月会合で利下げの可能性” | NHK

金融政策が引き締められれば、シンガポール・ドルはより速いペースで値上がりし、インフレは弱まり金利は低下する。投資家にとって、米ドルなど他通貨に対しシンガポール・ドルで資産を持つ対価が少なくて済むからだ。

また、ダウ平均株価も値上がりし、終値は前日に比べて99ドル46セント高い4万842ドル79セントでした。 FRBの金利政策のこれまでは

政策バンドの中心値を引き下げることは、一回限りの通貨切り下げと同等で、08年の世界的金融危機後のリセッション(景気後退)を警戒したMASが実施した。ただ中銀の考え方の中心にあるのは、自国通貨の購買力と労働者が持つ貯蓄の価値を維持することだ。

日銀が追加利上げを決定 政策金利0.25%に 円安ドル高是正も考慮か

金利の影響を大きく受けるものとして為替が挙げられます。例えば、米国の政策金利が上昇し、日本が金利を据え置いた場合、日米の金利差が拡大します。そうするとドル資産を持っているほうが高い金利を得ることができるので、ドル資産を購入する人が増えて、ドルの需要が高まり、ドル高円安となる傾向にあります。逆に米国の政策金利が下落した場合、金利が低い通貨は魅力が減少しますので、通貨価値が下落して、ドル安円高にふれる可能性が高まります。

日銀が追加利上げを決定 政策金利0.25%に 円安ドル高是正も考慮か ..

政策バンドはレンジ幅が公開されておらず、調整されることが最も少ない。 2015年のブルームバーグ調査では、4%との推計が示された。 米ドルとのペッグ(連動)制となっている香港ドルの許容変動幅は1.3%。為替相場のボラティリティーと動きを大きくすることを容認する場合は一般的にレンジ幅が広げられる。政策バンドの中心値変更は、01年初め以降6回。

ドル円予想レポート · 各国政策金利 · スワップポイント ..

3つのパラメーターの中で、最も一般的に調整されるのがスロープだ。シンガポール・ドル高が進めばインフレを抑える力が強くなることから、シンガポール・ドルの上昇加速は金融引き締めに等しい。

[PDF] 図 ドル・ペソレート、政策金利、外貨準備高の推移

一方、景気の後退局面においては、景気刺激策として、中央銀行は金融機関に対する貸出金利を下げます。これが「」です。
利下げによって、お金が借りやすくなり、家計は支出を増やし、企業も積極的に設備投資を行い、経済の活性化につながります。

円の実質政策金利はマイナス継続、利下げもドルに底堅さ=内田稔氏

人口約560万人の小国シンガポールは、経済の対外開放が進み、貿易に大きく依存している。 そのため為替相場は他国と比べ急激にインフレ率に影響を与える。中銀に相当するMASが物価安定という主要目標を達成するには、金利より為替相場を調整する方が効果的だ。シンガポール・ドル相場のコントロールは、直接的な市場介入により比較的容易でもある。

円安加速、1ドル160円台を目指す ~日米金融政策の修正を受けて

この政策金利は、年8回開催される中央銀行の会議において決定されます。
米国では、FRBが開催するFOMC(米国連邦公開市場委員会)の会議で金融政策について議論され、方針が発表されます。FOMCは毎回2日間にわたって開催され、終了後に声明が発表されます。FRBのHPには開催日程が掲載されています。
金融政策にはいくつかの方法があり、そのうちの一つに政策金利の誘導目標の調節(利上げ・利下げ)があります。そのほか量的緩和や量的引締めなどもあります。中央銀行は様々な手法を使って金融市場の調整を行っています。

13日は日銀金融政策決定会合での利上げ見送りが改めて報じられる中、豪ドル・円は更に上昇し、越週した。 債券

米国(アメリカ)における政策金利は、民間銀行間で資金をやり取りする際の短期金利である「フェデラル・ファンド金利(短期FFレート)」を指します。米国の中央銀行の最高意思決定機関であるFRB(米連邦準備制度理事会)がこの短期FFレートの誘導目標を変更することで金融緩和あるいは引締めを行っています。
日本では政策金利を「0.25%程度」などと表示しますが、米国では、「5.25%から5.5%」と0.25%の幅をもたせた数値で表示されます。

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シンガポールの金融政策は少し奇妙かもしれない。たいていの国や地域では、中央銀行が政策金利を動かすと、それに伴い為替相場が変動し得るが、シンガポールではその逆だ。シンガポール通貨庁(MAS)が4月と10月に開く政策決定会合で議論するのは政策金利ではない。シンガポール・ドル相場だ。

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[PDF] 2020年の豪州準備銀行の金融政策と豪ドル相場の展望

各国中央銀行は景気や物価の動向をコントロールするために金利や通貨の供給量を調整する金融政策を行っています。この金融政策の一環として、中央銀行が設定する金利といいます。この政策金利は経済全体の金利水準に大きな影響を与え、物価の安定や経済成長を目的として調整されます。

153円台半ば FRBの政策金利決定控え 持ち高調整でドル売り優勢

ここでは、FXで注目されることが多い主要国の政策金利の推移と、各国の2024年の政策金利発表日を一覧で紹介します。