ドル独歩高の中、円買い介入にもドル円は底堅い値動きを継続か? 2022/9/27 提供:SBIリクイディティ・マーケット社
最新投稿日時:2024/12/25 06:59 - 「NY為替:米長期金利下げ渋りでドルは底堅い動きを保つ」(フィスコ)
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今週のドル円は底堅い値動きか。日本銀行の早期利上げ観測が浮上し、円買い圧力がかかりやすい。ただ、米大統領選と米連邦公開市場委員会(FOMC)イベントはドル買い要因になるとみられ、ドルは下げづらい状態が続くとみられる。日銀は10月30-31日に開催された金融政策決定会合で現行の政策を維持したが、金融正常化に前向きな方針を堅持。市場では12月にも追加利上げに踏み切るとの見方が浮上しており、リスク選好的な円売りは縮小している。また、日本の総選挙で連立与党の議席数は過半数を割り込み、政権運営が難しくなっているため、政治不安を警戒してリスク回避的な円買いも見込まれる。
最新投稿日時:2024/12/25 08:00 - 「今日の為替市場ポイント:米国株高を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性」(フィスコ)
東京為替:ドル・円は底堅い、ドル買い・円売りで(FISCO 株・企業報)
25日のドル・円は、東京市場では156円99銭まで下げた後、157円37銭まで反発。欧米市場では157円11銭から157円35銭まで反発し、157円28銭で取引終了。本日26日のドル・円は主に157円台で推移か。日米金利差を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。
東京市場はドルが底堅い。148円後半を中心とした値動きで、下値が限られた反面、上値も重かった。
ドル/円は148.55-60円で寄り付いたものの、基本的には方向性が乏しい。今週の注目材料だった米消費者物価指数の発表を昨日こなしたこともあり、全般的には手控えムードが強かった。実際値動きは148.40-90円といったもので、わずか50ポイント程度。それでも16時現在ではドルは148.70円レベルと日中高値圏で推移し、欧米市場を迎えている。
ドル/円相場は、昨日もドルはじり高で一時149円半ばを示現し、直近の戻り高値を更新。しかし、そののち軟落に転じ、日足は陰線引けとなっていた。ドルの上値はやはり重く、リスクはドル高方向に高そうだが、150円は近くて遠いというイメージに変化はない。しばらくは147.50-149.50円といったレンジ内での一進一退。次の方向性を探るような動きをたどる可能性もある。
引き続き市場の関心は日米金融政策に。なかでも米の政策が注視されているものの、猫の目のように見方が変わり、なかなか意見の集約ができない。たとえば昨日も、前記したように米消費者物価が良好だったにもかかわらず、敢えて悪かった別の米雇用データに注目し、ドル売りで反応したことは個人的に予想外だった。いずれにしても、今後も発表される米経済指標などに一喜一憂する展開は本日以降も続きそう。一時的にせよ、指標などをうけ上下に大きく振れる動きには注意をしておきたい。
テクニカルに見た場合、ドル/円の基本的なリスクはドル高方向に依然としてバイアスか。しかし、150円に接近する局面では、本邦当局の円安けん制への警戒感などもあり上値が非常に重い。しかし仮に超え、そして当局の対応が思ったよりも「弱ければ」、ドルはさらなる上値を試すといった強気の声も聞かれていた。
対して下値は、基本底堅いイメージ。昨日から本日東京の時間足などをみると、ビッドが少しずつ切りあがり、すでに148円台前半から並び始めているようだ。
本日は米経済指標として、9月の生産者物価指数や10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報が発表されるほか、本日もシカゴ連銀総裁による講演など当局者の発言機会が多い。またJPモルガン・チェースなど、米金融機関の決算発表も一応要注意だ。